【シドニー28日AAP】 ケネリーNSW州首相は、飲酒の認められる年齢として18歳が適切だとの見解を示した。NSW州では21歳まで引き上げるべきとの強い声が上がっているため、州首相は真剣に検討していく必要があるとした。
米国オハイオ州育ちのケネリー首相は、飲酒の認められる年齢が21歳だったといい、「隣国カナダのオンタリオ州では19歳から飲酒できたため、私が20歳だった頃にはよく1時間ほど車を運転して飲みに行っていた」と語った。NSW州では1906年以来、飲酒年齢は18歳とされている。オーストラリア国内では、毎週約70人の若者がアルコールが原因で病院に搬送されている。