【シドニー1日AAP】 12月1日は暦上で夏の初日となっているが、2010年12月1日、シドニーでは過去60年で最も寒い1日となった。雨天は来週まで続くと予想されている。
気象庁によると、NSW州の今年の春の降雨量は245.7ミリという史上最高を記録した。平均が124ミリであることから非常に雨が多かったことが分かる。専門家は、今後は強い雨が降ったり止んだりするとみているとした。
この雨の影響で、シドニー西部ではパラマタ-ライダルミア間のフェリー運航を見合わせ、バスを代行させている。
また、州内陸部のダムの貯水量も100%を超えるところが出てきており、州の洪水対策本部は周辺住民に警戒を呼びかけている。