【シドニー5日AAP】 ハンター・バレーにあるベイズウォーター火力発電所で5日、デモ活動が行われ、150人が発電所のフェンスを突き破り、発電所の隣の敷地に侵入した。これまでに50人が逮捕された。
発電所に石炭を運搬するための鉄道の線路周辺にも大勢の抗議者が集まり、そのうち12人は線路に体をくくりつけるなどして発電所に石炭が運搬されることを防いでいる。5日朝から鉄道による石炭の運搬は行われていない。
Climate Campは5日、残りの抗議者らは警察と交渉中で、ケネリーNSW州首相がベイズウォーター計画を廃止し、州内に新たな炭鉱を建設しないことを約束し、再生可能エネルギーの利用へと迅速に移行するならば、抗議者らは線路でのデモ活動を中止するだろうと述べた。