【シドニー18日AAP】 15日にクリスマス島の収容施設に向かう途中に少なくとも30人の亡命希望者が死亡した水難事故について、18日中にも行方不明者の捜索活動を打ち切るかどうかの判断が下される。
この事故では、木製ボートが岩石に衝突し、乗っていた亡命希望者らが海に投げ出され、これまでに男性13人、女性9人、子供4人、赤ちゃん4人の少なくとも30人の死亡が確認されている。事故当時、ボートには最大100人のイラク人、クルド人、イラン人が乗っていたとされているが、救出された生存者は42人だけだった。
ボーエン移民相は、捜索活動を継続するかどうかの判断は18日中にも出されるとし、19日と20日にクリスマス島および国内の拘留施設で、犠牲者の追悼式が行われる予定だとした。