【パース19日AAP】 WA州カナーボン近郊のガスコイン川では過去50年で最悪の洪水被害が発生し、孤立した町の屋上に取り残された住人30名以上が救助された。18日、豪雨の影響で住人らに避難勧告が発令された。カナーボン市民センターに避難所が設置され、約80名がセンターで一夜を過ごした。
19日、ナイン・マイル・ブリッジが架かるガスコイン川の水深が7.64メートルに達し、同日夕にはピークに達すると予想された。ガスコイン・ジャンクションの屋上で住人30名が、さらにメカ駅で6名が身動きがとれない状態となり、その後ヘリで救助された。
消防緊急サービス局(FESA)は、「明日は孤立した状態にある住人に食料や飲み水の再配給をしたいと考えている。状況がいくぶん回復へと向かうことを願う」と語った。