【シドニー23日AAP】 シドニー南西部郊外カムデン近くで23日午前8時半ごろ、訓練生が操縦する双発の小型飛行機が民家近くに墜落する事故が発生。しかし、乗っていた男性2人は奇跡的にも軽傷で済んだ。
飛行機が墜落したのはカークハムにある住宅の敷地内。この辺りの家はどれも敷地が2.5エーカーほどあるという。この住宅に住む人は「飛行機は一度停止し、またエンジンを掛けたが間に合わなかった。最初に私の庭に墜落してそのまま20メートルほど地上を滑り隣家の敷地に向かった」と話した。この隣人は洗濯物を干すためたまたま庭に出ていたという。「飛行訓練はこの地域でよくしているのでエンジンの停止・スタート音はしょっちゅう聞いているが、今回は近すぎると思った」と同隣人。
この事故で、飛行に乗っていた62歳男性が腰痛を訴え病院に搬送された。また34歳男性も軽傷を負い現場で処置を受けた。