【シドニー26日AAP】 NSW州ショールヘブン近郊のセブン・マイル・ビーチで26日正午ごろ、体長12メートルのカツオクジラが打ち上げられているのが発見された。
クジラ救助団体のORRCAとナショナル・パークの監視員がクジラを日差しから保護し、海水をかけるなどした。ORRCAのボランティアのロリガンさんは、救助員は26日夜もクジラの救助を続けることになるだろうとした。「クジラは海を正面にした状態で身動きがとれなくなっており、翌日午前1時30分ごろの満潮時には海へ戻ることができるだろう。今は現状を見守っている状況」とロリガンさん。2回目の満潮は27日午後と予想される。
ロリガンさんはクジラがうつ伏せの状態で打ち上げられたことは幸運だったとし、いつでも海に戻れる状態だとする一方で、内臓に圧迫されている状態だと語った。