【メルボルン11日AAP】 9日、メルボルン北東部ハイデルベルグ・ハイツで発生した、全焼の住宅からこの家に住む母と子3人の焼死体が発見された件で、警察は11日、母親が子ども3人を殺害した後、自らの命を絶った可能性があるとして捜査を進めているとした。
警察によると、事件があった日、この家に住むカイリー・メイハーさん(36)の娘で、現在は別の場所に住んでいるサマンサさん(18)が恋人(19)と一緒に帰宅したところ、カイリーさんは恋人を家に入れなかった。その後、母子は口論を始めたため、サマンサさんの恋人は隣人に助けを求め、現場に戻ったところ、血まみれになったサマンサさんを発見したという。また、火の勢いが強く、この恋人は中に入ることができなかった。
警察は、遺体の状態が良くないことやこの家族の経歴をまだ調べていないため、事件の真相については語ることができないとし、無視心中がどうかについての明言は避けたが、火災の原因は放火として調べているとした。