【ブリスベン１９日ＡＡＰ】　　　この３週間で州土の３分の２が被害を受けたＱＬＤ州の洪水に関して、ラッド連邦外相は１９日、多額の復興費が今後必要になることを挙げ、かつ国内総生産（ＧＤＰ）にも影響が出てくるであろうと話した。ＱＬＤ州は国内輸出の３分の１を占めているが、主要なインフラは機能していないものが多い。

ラッド外相は「ＱＬＤ州の復興作業は同州だけの問題ではなく、国家に責務がある。経済面では今後大きな障害が出るだろうが我々はそれらに備え、将来のためにより良いものに仕上げなければならない」と話した。

また、洪水対策に追われながらもリーダーシップを発揮しているブライＱＬＤ州首相に関しては、その言動などについて敬意を表するとし、首相が設置した洪水被害調査委員会については、その活動の透明性の高さを評価した。