【ブリスベン20日AAP】 QLD洪水に関して、諸外国から調査協力や募金などの支援申し入れが続いている。
QLD及びNSWを襲った洪水のニュースはオランダでもトップニュースとして連日報道されているという。同国のルッテ首相は、ギラード首相及びブライQLD州首相に対して、被災者に対して深く同情するというメッセージを送った。またオランダでは洪水が頻繁に発生することから、必要であれば今後、オーストラリアの専門家とともに洪水対策のノウハウを提供したいと述べた。オランダでは1953年に発生した北海洪水により1800人以上が死亡、4万7000家屋以上が破損・崩壊した。この教訓を受け、同国は「デルタ計画」によって大堤防を建設した。
また、インドネシアのユドヨノ大統領は20日、ギラード首相と電話会談を行い、洪水後の調査にために同国の専門家を送る用意があると話した。ギラード首相は、インドネシアの支援及び寄付について感謝の意を表した。