【シドニー21日AAP】 NSW州警察では、シドニーの数軒の店舗で起こった一連のスタンガン強盗の犯人としてギャンググループの行方を追っている。
19日午後6時(豪東部夏時間)、グリーブのパラマッタロードとロスストリートの交差点にある店に強盗が押し入った。その5時間後、ヘイマーケットのキーストリートで酒類を扱う店舗に強盗が入ったが、捜査員はこの2件の事件に関連性があるとし捜査している。
また、ピットストリートのコンビニ店と、その数分後にオックスフォードストリートの店でも強盗事件が起こっており、両事件にスタンガンが使用された。襲われた店員の中には、スタンガンで撃たれ軽傷を負ったものもいる。
フィンチ中央首都圏司令官副長官は、「すべての強盗事件の関連性を調査中。スタンガンはインターネットから購入されたもの、もしくはカメラや電子装置を用いた自家製のものという可能性もある」と語った。
警察ではすべての現場のCCTV画像を調査し、科学捜査を行っている。