【ホバート23日AAP】 バートレットTAS州首相は23日、家庭の事情で州首相を辞任することを発表した。バートレット氏は、この2年間で自身が築き上げた業績を誇りに思うとし、今後は家族を最優先にしたいと語った。
バートレット氏は残りの任期を議員として務めるが、次期選挙には出馬しないという。「私は個人的な事情で決断を下した。それは、私の2人の子供たちとの理想の関係を築くため」とバートレット氏。
「今年、息子のハドソンが家に宿題を持って帰ってきたときから、自分にとっての優先事項をよく考えるようになった。息子の週日記には『パパは今週末、仕事に行った』という文から始まる日記が大量にあった。私は息子が父親を必要とする時期にきているのではないかと考えている。ハドソンは私と公の場に出かけることをひどく嫌っている。それは、私が彼以外の人にばかり話しかけるからだ」と同氏は辞任の理由を説明した。