【シドニー22日AAP】 シドニー南西部で21日午後8時ごろに発生した山火事を鎮圧するため、消防隊員は22日朝も消火活動を行った。何者かが引き越したとされるこの山火事はすでに20ヘクタールを燃焼し、多くの住宅が脅威にさらされ、一時は火がホルスワージー・アーミー・バラックスまで燃え広がることが懸念された。
地方消防サービス(RFS)は、21日深夜までに消防隊員60名が現場に到着し、マッコーリー・フィールズ近郊のロング・ポイントを中心に広がっていた火を制御することができたとし、「火の勢いはかなり弱まった」とした。
当初の調査で、火は故意につけられた疑いがあることがわかった。RFSのスポークスマンは、比較的涼しい気候であることと、ひとつのエリアに火が点々と発生していることから、放火の疑いが強まったと話した。