【シドニー1日AAP】 先月28日、NSW州ウーロンゴン北部にあるベランビの住宅で裏庭から女性の腐乱した遺体が発見された事件で、殺人罪で起訴されたパトリシア・ゴッダード容疑者(72)は1日、ウーロンゴン地方裁判所に出廷。保釈申請を却下された。4月20日に再出廷する。
警察によると、遺体は20歳の女性で、別の場所で殺害された後、この場所に埋められたとみられている。被害者は、ゴッダード容疑者と面識はあったが血縁者ではなく、また一緒に住んでいたわけでもないという。女性が行方不明になったのは2009年10月以降の可能性が高いとしているが、女性の捜索願は先月26日に出されたばかり。警察は、この経緯については明言しなかった。女性は、事情があり家族とは一緒に生活していなかったという。また被害者はバックパッカーや旅行者でもなく、ウーロンゴンに近いイラワラ地方で生活していたとみられている。