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男子高校生 運動場で頭部刺される

【シドニー4日AAP】   シドニー西部のフェアーフィールド高校の運動場で4日午後2時15分ごろ、同高校の男子生徒(20)が12年生の男子生徒(17)にペンで後頭部と首を刺された。警察は、この突発的な行動の背景にいじめがあったかどうかを判断するには早いとした。

被害者の男子生徒はリバプール病院に搬送されたが、現在容態は安定している。加害者の生徒は現場から逃走した。警察は現在、友人らに事情を聴くなどして、捜査を進めている。

マッコーリー・ラジオは、警察は教師や生徒たちが大きな衝撃を受けていると話しているが、今回の事件は日常的にあったいじめに関係しているとみられていると報じている。

レノン捜査官は、被害者の男子生徒が難民であるとの報道を認めてはいないが、オーストラリア出身ではないと話した。事件後、生徒らは教室に戻り、45分間教室で待機した。校門の外には心配した保護者らが集まった。シドニー西部のグランビル男子高校では先週、運動場で生徒が刺される事件が起こっており、同様の事件が続いている。

 

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