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QLD州 動物虐待へ厳罰化の動き

【トゥーンバ14日AAP】   QLD州では動物への虐待行為が相次いで発生しており、同州では動物への深刻な虐待行為に対する罰則が強化される見通し。ブライQLD州首相は14日、州刑法を改正し、深刻な動物虐待に対する罰則を現行の最高禁固2年から禁固7年に変更されると発表した。

最近では赤ちゃんコアラが空気銃で撃たれ、子犬が接着剤で目をふさがれるなど、相次いで深刻な動物虐待が発生しており、これらの行為を食い止めるために厳罰化の動きが生まれた。

ルーカスQLD州司法長官は、現行の動物保護法では野生動物や、所有者に虐待されているペットや家畜が対象外であると指摘し、新法によってその差が埋められ、故意に野生動物に危害を加える行為を罪とし、あるいは所有する動物を虐待する者に対して罰則を強化することができると述べた。

QLD州王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、州政府による動物虐待に対する厳罰化の計画を歓迎している。

 

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