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ILETSスコア改ざんでビザ取得

【パース21日AAP】   WA州汚職・犯罪委員会(CCC)は、移民省は改ざんされた英語能力試験(IELTS)のスコアを提出した申請者のビザを承認していたとした。移民省は、申請者が永住権、就労ビザ、学生ビザを取得するために十分な英語力があるかどうかを決定する際に、IELTSのスコアを使用する。

スコアの改ざんは組織的に行われており、申請者は1500ドル~1万ドルを支払うと、スコアの変更ができるという。CCCは現在、ビザ申請者がIELTSで良い結果を得るために、カーティン工科大学の職員が申請者から賄賂を受け取り、スコアの改ざんを行ったかどうかについて調査を実施している。

CCCのクインラン氏は、申請者のリッケンクマール・ジェンティラル・ヴァイシュナニーさんは、IELTSの平均スコアが合格最低ラインの6だったが、7に変更されていたと指摘した。ヴァイシュナニーさんは、スコアを変更するために仲介者に1万1000ドルを支払ったとされている。

移民省労働市場支部のスペルドウィンド次官補は、IELTSに関する詐称行為はそのプログラム全体に対して多大な影響を及ぼすと語った。

 

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