【メルボルン22日AAP】 メルボルン南西部アナキーにあるテーマパーク「フェアリー・パーク」で、設置されていた「願い井戸」(Wishing Well)が何者かに壊され、中にあった数千ドルとみられる小銭が盗まれた。
「願い井戸」は、願い事を唱えながら小銭を投げ入れると願いがかなうといわれているもので、同園のものは約10年分の小銭がたまっていたという。犯人が侵入したのは20日夜で、高いフェンスを破り鉄の網を切るという非常に用意周到な手口だった。園長は「犯人は情けなくないのかといいたい。だって子どもたちの夢を盗んだと同じことなのだから」と話した。また、冬が来る前に井戸の中の小銭を回収する予定だったことも明かした。
井戸は、修復を終えた23日に今までどおり設置される。