【シドニー26日AAP】 アデレード発パース行きのカンタス航空機で26日、キャビン内に煙が立ち込めたため、アデレード空港に引き返すという事件があった。
カンタス航空の広報担当によると、124人の乗客を乗せたこのボーイング737機に煙が発生したのは、単にオーブンが誤動作したためだったという。オーブンのスイッチを切ったが、同社の安全方針に基づき、アデレードへの引き返しを余儀なくされた。
カンタス航空では、数日前にシドニー発マニラ行きのエアバスA330-200機のコックピットで電気系統の障害による火事が発生したばかり。また、昨年11月と今年1月にもエンジントラブルなどの事故が起こっている。