【メルボルン7日AAP】 7日午前9時半ごろ(豪東部標準時)メルボルン空港で、男がセキュリティをかいくぐってターミナル内に侵入した。そのため数千人の旅客が避難するなどし、構内が騒然となった。
CCTVの映像では、男はカンタス航空の国内線ターミナルの出口専用ドアから、セキュリティチェックを受けた旅客しか入れないエリアに侵入した。しかしその後のこの男の行方が分からず、逮捕できていない。
この事件で、当時構内にいた数千人の旅客が避難を余儀なくされ、その後再度セキュリティチェックを受けなければならなかった。また、ターミナル内の捜索のため、カンタス航空やジェットスター航空のフライトが最大4時間遅延するなどした。
カンタス航空の広報担当者によると、男の消息はまだ分からず、豪連邦警察(AFP)が捜査をしている。同社のセキュリティの請負業者は十分な訓練を受けており、身元調査も受けていると語った。