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WA警察相、ゲイ差別発言で酷評

【パース8日AAP】   WA州政府のジョンソン警察相は7日、自らが同性愛者であることを公言している労働党幹部のハイド議員に対し、同性愛者を差別する発言を行ったとして非難されている。

同相は同日行われた州議会の席で、コモンウェルス首脳会議の費用について追求したハイド氏に対し、「同氏はWA州に本当のクィーンがやってくることにひどく動揺しているだけで、ねたんでいるに過ぎない」と述べた。英語で「クィーン(女王)」とは、同性愛者の男性への蔑称として使用されることがある。なお同氏はすぐさま、この発言を撤回した。

同州の有力な同性愛者人権保護団体によると、ジョンソン氏はこれまでにも同性愛者への差別発言を繰り返し行ってきた。2001年のレズビアン・ゲイ法改正案の討論では、「同性愛は正常ではない。正常だと考えるそちら側の議員らは夢想の国の住人だ」と語っている。

同相は路上生活者に関しても、ホームレス問題を矮小化しているとして、野党から非難を受けている。

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