【パース15日AAP】 パース治安判事裁判所は15日、猫を虐待死させた同市在住の男に対し、「人類の恥」として2万ドルの罰金を言い渡した。
目撃者の証言によると、犯人のマリー・コネル(71)は2月2日にパース南部のベカナムで、自分が連れていた2匹の犬に若猫を逃げられない状態にさせながら、同猫を蹴っていた。犬に止めるように命じた後、猫を持ち上げて数メートル先に投げた。次に、猫の頭部をつかみながら空中で振り回して1匹の犬をじらした後、猫を犬に向かって投げつけた。犬は猫を口にくわえて走り去ったという。最後に、犯人は猫を近くの小川に投げ入れて現場を去った。
ウィラー判事は、「持続的で卑劣な残虐行為」を犯した男に対し、2万ドルの罰金を言い渡し、また訴訟費用を含めた2,000ドル以上をRSPCA(王立動物虐待防止協会)に支払うように命じた。