【メルボルン17日AAP】 大麻密輸でインドネシアの刑務所に服役中のオーストラリア人のシャペル・コービー受刑者の弁護士は、刑期を半減するという現地の最高裁判所の推薦が受け入れられた場合、コービー受刑者の釈放の可能性があると述べた。
同弁護士は、「インドネシア大統領がこの推薦を承認すれば、コービー受刑者はこれまでの服役期間に基づき仮釈放の資格が与えられることになる。そうなれば直ちに恩赦の手続きを進める」と語った。
同受刑者は6年半前にバリの空港で、所持品のボディボード用バッグの中から4キロ以上の大麻が発見されたために逮捕された。これまで何度も上訴で敗れており、今回の恩赦請求が最後の釈放のチャンスとなる。