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アンザックデー式典に2万人参加予定

【シドニー22日AAP】   25日(月)の祝日には、オーストラリア各地でアンザックデーを記念する行事が開催される。シドニーの式典には、約2万人の現役兵と退役兵が参加し、シティの目抜き通りであるジョージ・ストリートを行進する予定。

昨年アフガニスタンで戦い、オーストラリアの軍事関係の最高賞である「ビクトリア・クロス」賞を受賞したベン・ロバーツスミス伍長も参加することになっている。

当日はまず、午前4時30分(豪東部標準時)にマーティンプレイスの戦没者記念碑で行なわれる伝統的な夜明けの式典で開始する。オファレル州首相もこれに参加する予定。

次に、NSW州豪退役軍人連盟(RSL)のボブ・クロスウェイト会長代行の先導のもと、12時30分からハイドパークのアンザック記念館で追悼式が行なわれる。同氏は出席者に対し、「過去の重大な時期に自由と慈愛が輝き続けることを求めて亡くなったすべての男性、女性、そして子どもたちのことを考える」ように呼びかける予定だ。

その後、参加者はマーティンプレイスに戻り、午後5時から最後の追悼式に参列する。

シドニーのアンザック式典は、1927年に6人の兵士らが戦没記念碑に花輪を添えて敬礼したことに由来するが、1939年には2万人規模にまで拡大し、現在に至っている。

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