【シドニー9日AAP】 子供達が学校で自分を守るためにスタンガンを使っているということが報告された。
デイリーテレグラフ紙によると、運動場でけんかになった際に電気ショックによる武器で攻撃され少なくとも一人の生徒が入院した。その他、学校でスタンガンが武器もしくは脅しの手段として使用されたという事件が、シドニーで2件、NSW州北海岸で1件報告されている。
教育省の広報担当者は、「ほとんどの学校では安全やセキュリティにおける事件は起こったことがない。学校は、学生やスタッフにとって非常に安全な場所である」と語った。しかし、教育省の事件報告書によると、2010年度の後半の期間、教師や校長が虐待、脅迫、または攻撃を受けた件数は100倍以上となっている。