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イチゴ農園、間一髪で被害回避

【ブリスベン20日AAP】   QLD州の大農園で、何者かが大量のイチゴを毒物で汚染しようとしたが、厳重な警備対策が功を奏し、被害が食い止められた。同農園では2009年にも同様の攻撃を受けたため、その後に警備の厳重化を図った。

サンシャインコーストの田舎町ビアワのゴウィンタ・ファームズでは17日、農場の貯水タンクから毒物が検出された。仮に検出されていなければ、最大170エーカー分のイチゴが被害にあったと推定される。農園では2年前にハウス栽培のトマトとキュウリが被害にあって以来、毎日の作業後にタンクを排水し、水質を定期検査する体制を導入。今回その甲斐があって、混入された毒物の発見が容易となった。

農園側では、「これは決して軽犯罪ではない。我々経営者だけではなく、果物産業や消費者、従業員にも破壊的な影響を与える恐れがあった」と述べ、すべての農業従事者に対して警備強化の重要性を強調した。

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