【メルボルン29日AAP】 メルボルン中心部のカールトン公園で28日、木に吊られたカモメが発見された事件があった。
警察によると、午前2時に紐にからまり木からぶら下がっているカモメを発見。さらに午後8時にも、同エリアで同様の状態のカモメ2匹を発見した。発見されたカモメは、北メルボルンのロートスミス動物病院に運ばれ手当てを受けた。警察では、怪しい人物の目撃者を求めている。
動物愛護活動家のウァース氏は、ビクトリア州内で動物虐待が増加している傾向があると警鐘を鳴らす。同氏によると、ポッサム、カンガルー、スワン、ニワトリなどの動物への虐待事件が数多く起こっており、ティーンエージャーが関わるケースが多いという。「命を大切にするということを教えるのは親の責任である。親は学校や他の人だけにその教育をまかせてはいけない」と語った。