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気候学者らに大量の殺害脅迫メール

【キャンベラ4日AAP】   キャンベラのオーストラリア国立大学では、自校で研究している気候学者宛に、脅迫や罵倒に満ち溢れた電子メールを大量に受信したため、安全警備を強化していると発表した。安全強化の一環として、一部の学者をより安全な場所に移動させたという。

同校のイアン・ヤング学長は、「気候学研究が現在、感情的な問題なのは明らかなことだが、公共の場で論理的に議論されるべき問題だ」とし、「このような罵倒や脅迫の対象にされる者がいることは容赦できない」と述べた。学長によると、脅迫を受けた学者らは動揺しているという。

一方、連邦警察の話では、脅迫があったことを認識してはいるものの、これまでに大学側からの連絡はないという。

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