【メルボルン6日AAP】 メルボルン北部のサンベリーで6日、5歳の男児が熱いスープをこぼし、体の約3分の1に大やけどを負った。
男児はコンロにかけられ沸騰していたスープの鍋を掴んだ際にスープを自分にこぼし、上半身全体、太もも、腕、顔の一部にやけどを負った。午後2時半頃、救急救命士が到着した時には、男児は母親にシャワーで水をかけられ、ひどい痛みを訴えていた。
救急医療隊員によると、皮膚のやけどは神経にまで達し、水ぶくれや剥離が起こり最も痛みの伴うやけどのタイプであるという。救急処置を受けた男児は王立子供病院に運ばれ、現在容態は安定しているという。「寒くなり、暖かい食べ物や飲み物などが増えるため、このような事故が一瞬にして発生する可能性がある。親は、熱いものが小さな子供の手に届かないよう確認してほしい」と語った。