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虐待妻、給付金詐欺は「夫による強要」

【ゴールドコースト24日AAP】   暴力的な夫を殺害したがその処罰を免れたゴールドコーストの女性が、今度は社会保障の給付金の詐欺容疑で裁判所に出頭した。しかし、夫に強要されて犯行を行ったと主張し、刑期を免れた。

スーザン・フォールズ被告はサンシャインコーストの自宅で2006年5月、睡眠薬を混入させたカレー風味のエビ料理を夫に与えた後、夫の頭部に2発の銃弾を発砲したとして、殺人容疑で逮捕されたことがある。しかし弁護団は、被告は当時、暴力的な夫のせいで恐怖の中で暮らしていたので、自分と子どもの命を守るために夫を殺害したと主張し、昨年、無罪判決を勝ち取った。

殺人容疑では無罪とされたフォールズ被告であるが、今回は社会保障制度を悪用して7万7000ドルを不正に受給した疑いで24日、サウスポート簡易裁判所に出頭した。被告は暴力的な夫に犯行を強要されたと有罪答弁を行ったが、ロン・キルナー裁判長は有罪判決を下しつつも、被告は報道機関とのインタビューで得た報酬で負債額を弁済しているとして、3か月の禁固刑の代わりに、地域社会で10か月間社会更正活動を行うよう命じた。

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