【ブリスベン30日AAP】 QLD州北部の海岸で、死んでいる珍種のイルカがマングローブに括り付けられているのが発見された件に関して、グレート・バリア・リーフ海上公園局(GBRMPA)は、犯人に関する有力な情報に対して懸賞金5000ドルを提供することを発表した。
先月、タウンズビル北部のトゥーラケー海岸で、オーストラリアカワゴンドウ2頭が紐にくくられた状態でマングローブの木に括り付けられ、さらに流されないようにコンクリートの重しが置かれているのが発見された。GBRMPAでは、この2頭は漁船網に引っかかったとみられていると話した。
懸賞金の5000ドルは金融会社「INGダイレクト」の寄付で、WWF(世界自然保護基金)によって提供された。WWFは懸賞金によって市民が犯人発見につながる有力な情報を提供してくれることを願いたいと述べた。