一般

タイガー航空の国内線全便がキャンセル

【シドニー2日AAP】   オーストラリアの民間航空安全局(CASA)は2日、タイガー航空に対して、同社の国内線全便の運行を即刻停止するよう命じた。CASAによると、今回の措置は、同社に運行継続を許可することで、航空安全に深刻かつ切迫した危機が生じると判断した結果だという。

タイガー航空は今年3月、パイロットの熟練度や研修過程の向上をはじめ、疲労管理の改善や保守管理の向上といった多くの条件について、理由提示するようにCASAから通達を受けていた。

同社によると、2日からの国内線の運行停止は、最近発生した2件のインシデントの調査が完了する9日まで続く予定。一方、シンガポール便については影響がなく、通常通り運行される。また同社の発表では、すでに予約済みの同社の国内線利用者は空港に向かわないようにとのことで、全額払い戻し、あるいは別の旅行で利用できるクレジットが後日提供される見込み。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら