【シドニー3日AAP】 来年7月に導入予定の燃料1トン当たり推定25ドルの炭素価格のもとで、ドライバーはガソリン1リットル当たり約6セントとなる炭素価格を免除されることが明らかとなった。
この計画では、炭素税が免除された価格率がすべての給油機に適用されるため、ドライバーは割り戻しの申請書に記入したり、免税措置を待つ必要がない。詳細はいまだ明らかにされていないが、その代わりとして、大企業が燃料クレジット制度を通じてガソリンへの追加税を支払うことになるかもしれないとされている。
この炭素税免除について、ギラード首相はニューズ・リミテッド社に対し、「おそらく職場まで長距離を運転する国民や、おそらく週末に子どもの送り向かいをしたり、あるいは家族でドライブ旅行をする本当に多くのオーストラリア国民にとって、これは大きな助けとなるだろう」と述べた。また同社によると、2015年に排出量取引制度が開始した以降も、燃料費を新税の対象としないと、首相が公約する予定。