【キャンベラ11日AAP】 QLD州のバンダバーグおよびハービー・ベイで、若者およそ6,000人を対象に現金を伴わない福祉援助金カードが試験的に導入される。福祉援助金の80%がカードで支払われ、ギャンブルや酒類購入に使用できないほか、ギフトカードやバウチャーの購入もできない。
物議を醸していた同法案は11日、上院議会で33対32で可決された。同州でニュースタート、ユース・アラウアンスまたはペアレンティング・ペイメントを受給する36歳以下のおよそ6,000人が対象となる。対象の地域はQLD州で若者の失業率が2番目に高い。
福祉援助金カードは、SA州セドューナとWA州イースト・キンバリーおよびゴールドフィールズ地域で導入されている。野党労働党およびグリーンズ(緑の党)は拡大に反対していた。