【メルボルン6日AAP】 民間航空安全局の指令を受けて9日まで国内線全便の運行を停止中のタイガー航空は、競争・消費者委員会からの警告に従い、インターネット上での航空券の販売を停止した。
タイガー航空では2日に運行停止を命じられてからも、9日以降に一部の便が再開できると予想して、航空券の販売を続けていた。しかし、窮地に陥った同社に運行再開は無理なのではないかとの憶測から、消費者委員会は同社に対し、販売を中止しなければ訴訟を起こすと警告した。
これを受けて同社の広報担当者は5日夜、航空券の発売を一時停止すると発表した。また、できるだけ早く運行が再開できるように努力を続けるとも述べた。