【シドニー9日AAP】 連邦政府は、先頃誕生したアフリカの新独立国家「南スーダン共和国」に対して、今後2年間で1600万ドルの支援金を提供することを発表した。
南スーダン共和国は、今年1月に行われた住民投票によりアフリカのスーダンから独立。9日、独立式典が行われた。連邦政府によると支援金は、同国における教育、出産、衛生に関する設備管理への費用となる。オーストラリアには南スーダンの大規模なコミュニティがあり、アフリカ以外ではスーダン人の最大の投票地となっている。
ギラード首相とラッド外相は共同声明の中で、オーストラリアと南スーダン共和国は近々外交を開始するとし、「他国と共に南スーダンが実行力と安全性を持った国家になるよう支援していきたい」と述べた。