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シドニー西部の病院で看護師が刺される

【シドニー13日AAP】   シドニー西部にあるブラックタウン病院で12日午後、看護師が患者にバターナイフで刺されるという事件があった。NSW州看護師協会は事件を受け、病院の警備体制強化を訴えている。

事件は、病院の救急科で、コンピューターで作業をしていた看護師に対して男性患者が顔を殴った上、腕部や背中、胸部にバターナイフで何度も刺した。他の看護師がこの男性患者からナイフを取り上げた。看護師は切り傷などを負ったが命に別状はない。現行犯逮捕された男は今月15日、ペンリス地方裁判所に出廷する。

NSW州看護師協会は、「何故、病院の救急科に警備員が配置されないのかが分からない。今回の事件では多くの看護師や病院スタッフが直面する危険性が明確化された。多くの看護師は事件で大きなショックを受けている」と述べ、病院の警備レベルの強化の必要性を訴えた。

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