一般

大量の盗品所持の男 警察追跡で逮捕

【シドニー14日AAP】   警察は13日、シドニー市中心部で最高時速100キロというカーチェースの後、市内のオーストラリア博物館のトイレに逃げ込んだ男を逮捕した。男の車両は盗難車で、中から盗難品とみられる携帯電話や偽装書類など多数の違法物品が発見された。

リンデン・マックスウェル・マックギン容疑者(35)は、シドニー東部エッジクリフで信号無視をしたのを警察に発見され、追跡が始まった。その後、シドニー中心部で1時間ほど警察の追跡を受けた後、ハイドパーク近くの交差点にさしかかったところで近くにいたトヨタ車に衝突。乗っていた車両を乗り捨て、オーストラリア博物館のトイレに逃げ込んだところを逮捕された。同容疑者は、警察の追跡を受けていた際、薬物の服用状態にあったとみられており、違法薬物「アイス」1.98グラムが所持品として発見された。

警察によると、マックギン容疑者の車両はQLD州で盗難されたもので手製のWA州のナンバープレートが付けられていた。車両内には、iPodやiPhone、クレジットカード機器など盗難品とみられる物品の他、犯罪目的で使用されるとみられる出生証明書や銀行の証明書などが発見された。また、同容疑者が宿泊していたホテル室内からもコンピューターなどの盗品が押収された。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら