【メルボルン17日AAP】 メルボルン南東部の住宅で、83歳の老女を縛りつけて猿ぐつわをかませた後に、屋内を荒らしまわった容疑で女が逮捕された。
老女は16日午前3時30分ごろ(豪東部標準時)、ダンデノンの自宅で眠っていたが物音で目が覚めたので、様子を見るために寝室を出た。すると変装した犯人に立ちはだかれ、寝室に連れ戻されて、衣類を使って体を縛られたという。その後、犯人は家中を物色して、壁から電話を引きちぎり、盗んだ物品を老女のショッピングカーを使って持ち去った。一方、老女は同日の正午ごろ、様子を見に来た家族に発見されるまでの間、縛られて猿ぐつわをかまされたままの状態だったという。
警察は同日午後2時30分に現場近くで、この事件の容疑者としてダンデノン在住のフィフィタ・トア(31)を逮捕した。容疑者は18日にメルボルン簡易裁判所に出頭するよう命じられた。