【ブリスベン20日AAP】 QLD州ゴールドコーストで、発砲による死亡事件が5月末から既に3件発生している。一方で、同州政府は犯罪率が低下していると述べ、ゴールドコーストは安全な観光地であることを強調した。
20日、ゴールドコースト市内で、36歳男性が少なくとも銃弾を1回受け死亡しているのが発見された。この男性は警察の聴取を受けたことがあるという。今年5月29日には、同市内のレストランに銃を持って押し入った強盗が警官に発砲し、この警官が死亡した。
ルーカスQLD州副首相は、過去10年における一般犯罪発生率は低下していることを強調した上で、多発している発砲事件は組織的犯罪の可能性があるとした。また、警察による取り組みがある限りゴールドコーストは米国のようにはならないとも述べた。