【パース22日AAP】 魚を乱獲した容疑で750ドルの罰金を受けるはずだったWA州在住の釣り人が、裁判所に出頭しなかったために4万ドル近くもの罰金刑に処せられた。乱獲量は125キロ以上に上る。
トレバー・ウォーターズ容疑者(46)は、パース空港で営業する運送会社から、8個の発泡スチロールの箱を受け取って自分のトラックに積み込むところを水産海洋省の職員に見つかった。同職員が容疑者を尾行して荷物を調べたところ、20キロの捕獲制限を大幅に上回る145キロ以上の冷凍された魚の切り身を発見した。
ウォーターズ容疑者は、WA州北部で友人と釣りをした後に、釣った魚をパースに空輸したと供述。ボートの船長だったため、友人の分の魚も一緒に受け取ったと主張した。しかし、マンデューラ簡易裁判所に出頭しなかったことから、3万7551ドルの追徴金を命じられる結果となった。