【キャンベラ23日AAP】 銃撃と砲弾による攻撃で少なくとも17人の死者を出したノルウェーでのテロ事件について、オーストラリアのギラード首相は、「残酷でショッキング」な行為だと非難した。
首都オスロの中心部で起こった爆破事件では、7人以上が死亡したほか、多数が負傷した。また、首都から車でおよそ2時間のウトヤ島の青少年キャンプ場での銃撃では、10人以上が死亡した。
これについてギラード首相は23日の声明文の中で、「オーストラリアは、ノルウェーで昨夜起こった残酷でショッキングな攻撃を非難する」とし、「ノルウェー国民、とりわけ死傷者のご家族に対して哀悼の意を表するとともに、お見舞いを申し上げます」と発表した。また、ノルウェーはオーストラリアにとって良き友、良きパートナーであり、「できるだけの支援を提供する用意ができている」とした。