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移民勾留者が抗議中に喉や腕を自傷

【ブリスベン23日AAP】   QLD州の遠隔地にある移民勾留所で継続中の抗議活動で、男性勾留者2人が自分の喉や腕を切りつけて負傷したが、手当てを受けるのを拒んでいる。

ケープヨーク半島のシャーガー移民勾留所では21日以来、60~80人の男性勾留者がハンガーストライキを行っている。自傷したのはそのうちの2人。亡命希望者支援センターの広報担当者によると、一部の勾留者は同勾留所に20ヵ月も勾留された状態のため、亡命申請処理の遅さに欲求不満を感じて抗議を行っているとする。自傷した2人のほかにも、木に登って飛び降りようとした者もいたが、友人らによって木から引き下されたという。

一方、移民省の広報担当者は、夜間に2人の男性が「軽度の」自傷行為を取り、現在も医療処置を受けるのを拒否していることを認めた。また、同勾留所には484人の男性勾留者がいるが、現在継続中の抗議活動は平和的なものだとも述べた。

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