一般

連邦首相、森林協議のためにTAS入り

【ホバート23日AAP】   ギラード連邦首相は、TAS州の林業の将来を保障する取引を行うため、ホバートに向けて飛び立った。この取引では、一時解雇や製材所の閉鎖をはじめ、記録的に低い輸出高に苦しんでいる林業の請負業者や製材所の経営者に対する賠償金が含まれる可能性が高く、取引総額は数億ドルに上ると見込まれる。

ギラード首相は州都ホバートで23日、ギディングズ州首相と会合の予定。連邦政府のバーク環境対策相も前日の22日から同州入りしている。

ギラード首相は、環境保護主義者、産業団体、労働組合が昨年発表した原則声明文の中に示されている「機会を掴み取る」ことを期待すると述べた。同声明文では、同州の森林の大部分の保護に同意し、植林によるパルプ工場の建設への道を開くことが掲げられている。ギラード首相は、「私が今日ここにいるのは、さらなる協議を個人的に行うためだ」と述べ、森林取引に関する協議への意気込みを示した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら