【キャンベラ25日 AAP】 ルパート・マードック氏が所有するイギリス紙の盗聴疑惑を受け、オーストラリアで携帯電話の盗聴を懸念する人々が増えていることが調査で明らかになった。
エッセンシャル・リサーチが行ったオンライン世論調査では、回答者の51%がイギリス大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの盗聴疑惑の後、電話の盗聴を心配するようになったと答えた。1053人の全回答者のうち「心配していない」と答えたのは、わずか5パーセントにしか満たなかった。
マードック氏のグループは、オーストラリアン紙、ヘラルドサン紙、デイリーテレグラフ紙などを所有しているが、調査の回答者の半数は、連邦政府が国内の主要新聞の大半を一企業のみで所有できないようにすべきだと答えた。さらに、回答者の48%がメディアに関する現在の規制を増やすべきだとした。