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NSWの速度カメラ 4分の1を撤去へ

【シドニー27日AAP】   NSW州政府は27日、州内にある141台のスピードカメラ(自動速度違反取締装置)のうち、有効性がないとみられる38台の作動を停止した。今後、これらのカメラを撤去するとしている。

オファレルNSW州首相は、「前政府が設置したスピードカメラの一部は罰金をかき集めるためだけのもので効果がない」というドライバーの訴えを受け、今年4月に調査を行うよう指示。この結果、今回作動停止となった38台に有効性がないことが確認された。また、罰金収入目的のみで設置されたカメラは一台もないとした。

ロードサービス会社の国内最大手であるNRMAは、「調査結果を元に、州政府は我が社が長年訴えてきたことについて、やっと行動に起こしてくれた」と述べ、今回の政府の対応を歓迎するとした。

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