【ブリスベン27日AAP】 先ごろ、QLD州に住む50歳の女性が自然妊娠の末、無事に第一子を出産した。女性は、自然妊娠で出産した国内の最高齢記録を塗り替えた。
セミ・リタイヤの不動産業者であるアンティア・ニコラスさん(50)は、つわりの症状である吐き気を感じたとき、更年期症状が表れ始めたと思ったが、夫のピーターさんが「妊娠では?」というため検査を受けたところ妊娠が発覚。その時は、究極の高齢出産で人から何を言われるかという恐怖心が先に立ったという。生まれたニコラス・ジェイちゃんは現在、生後5週目。健康状態に全く問題はない。専門家によると、アンティアさんの年齢で体外受精(IVF)ではなく自然妊娠をする確率は700万分の1で、流産の確率は実に70%という。
2008年、同じくQLD州に住む孫を持つ46歳の女性が3つ子を自然妊娠。女性は。無事に男児3人を出産し8人の母になった。この妊娠のケースは1000万分の1だという。