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高齢者ケア 2年で苦情が43%急増

【キャンベラ21日AAP】  高齢者養護苦情委員会が発表した年間報告書によると、前会計年度に寄せられた苦情件数が5,779件に上ったことが分かった。この前年は4,711件、前々年は3,936件となっており、過去2年間で約43%増加と、苦情件数が増加傾向にあることが明らかになった。

 

苦情の半数以上は、ケアを受けている人の家族または代表者によるものである一方、5人に1人はケアを受けている本人によるものだった。また、苦情の4分の1は、匿名の情報元や関係団体などからとなっている。

 

さらに、4分の3(4,315件)の苦情は、住宅タイプの施設に対するものだったが、その他は在宅ケアに対するものだった。また、苦情の内容で最も多かったのは、投薬や薬の管理方法、身体および口腔衛生、スタッフの人数に関するものとなっている。

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