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女性のSTEM職離れ 賃金格差理由に

【キャンベラ23日AAP】   STEMと呼ばれる科学・技術・工学・数学の職業に関する報告によると、男女間の賃金格差や昇進の欠如を理由に、これらのフィールドから若い女性たちが離れているとわかった。

2018年、STEM職の上級・管理職レベルで賃金格差は1万7,500ドルに上った。調査に加わった女性のおよそ半数の職場で、多様性を促進したり差別に対処する方針が欠如している。25~35歳の女性エンジニアの3分の1が、今後5年以内に仕事をやめるつもりだと答えた。また、セクハラや虐めの訴えを取り扱ってもらえなかったり、若い男性社員がいるにもかかわらず“女性”というだけで議事録を取るよう期待されるとの回答もみられた。

職業機関プロフェッショナルズ・オーストラリアのクリス・ウォルトンCEOは、「産休やパート勤務、育児・介護など女性に対する古い考えが、女性が上級職につく権利を妨げている」と話す。

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