【キャンベラ25日AAP】 来年4月から、国内の14~19歳のティーンエージャーはACWY型髄膜炎菌感染症の予防接種を無料で受けられるようになる。今後4年間でティーン100万人以上が接種を受けると見積もられる。
2017年、髄膜炎菌に感染した28人が死亡。2016年は11人、2015年は12人だった。医薬品給付諮問委員会(PBAC)は、国の予防接種プログラムにティーンの髄膜炎菌予防接種を加えるよう奨励していた。今年7月から、生後12か月の幼児を対象に無料接種が行われている。
B型髄膜炎菌感染症の予防接種もプログラムに加えるよう声があがっている。製薬会社グラクソスミスクラインは8月、SA州で2019年に行われる髄膜炎菌Bワクチン製剤「ベクセロ」の研究結果を受けてから、プログラムに加えるか検討すると発表している。